東京藝術大学には山岳部があります。彼らは、山に登ったり、クライミングをしたり、「お絵描き山行」などの活動を通して、自然や人と触れ合っています。美術学部や音楽学部、他大学からもメンバーが集まり、それぞれが山からインスピレーションを受けながら活動しています。
今回、TANNUKIはその東京藝術大学山岳部の有志メンバーとコラボレーションし、共同開発製品を制作いたしました。プロジェクトを通して、参加してくれたメンバー達の対象を見る視点、見えないものを視る感覚には、とても刺激を受けました。コンセプトを作品に落とし込むプロセスにおけるそれぞれが持つオリジナリティには大変感銘を受け、作品が生み出される場所に居合わせることが出来たことはとても幸せでした。
こちらの手ぬぐいのグラフィックは奥田さんによるものです。
>奥田 祐也さん(美術学部彫刻科)
奥田さんの実家は三重県にあり、幼少期からケモノ道の隣で遊んでいたとのこと。この経験から、ケモノ道におじゃまして、生き物と一緒に道を作る、というコンセプトが生まれてきました。それを更に進化させ、等高線モチーフなどもグラフィックに加えていきます。
「タヌキ目線の発見」が全体を通して表現されています。
奥田さんには、道の要素を拡張してもらって、手ぬぐいの横長規格によりフィットする形にアレンジしてもらいました。優しい眼差しから生まれる、表情豊かなたぬきがとてもキュートです。山に連れて行くのにぴったりな手ぬぐいに仕上がりました。
ベースの生地は「徳岡」というタイプを使用しています。30番手の細い糸で織られており、目が細かくしっとりと、滑らかで柔らかく、サラッとした手ざわりの雰囲気の良い素材です。
規格を、35cm×110cmとしています。通常の手ぬぐいは横90cmのものが多いのですが、それを20cm伸ばすことで、首にも掛けやすく、頭なんかにも巻きやすい長さとなっています。更には、手ぬぐいの端は切りっぱなしのタイプが多いのですが、その2編を縫製することで、糸のほつれを防いでいます。
奥田さんの多色グラフィックを手ぬぐいの風合いを維持しながら再現するために、フルカラーのインクジェット方式でプリントしています。
縦35cm 横110cm
綿100%


