① ロールトップ:トップ両サイドに15㎜バックルを付け、捻って中心で固定する方法を採用。そのロールトップ部分を前後で引き寄せるバックルは、両サイドと同じ15㎜テープに対応したものを採用。生地は軽く、柔らかくも耐久性の高い70Dポリエステルリップを採用。防水性もありつつ、紫外線焼けしにくい。
②本体前胴側:基本的に一枚生地にし、その手前に配置された大容量フロントポケットは軽量・堅牢なコーデュラ2WAYストレッチ撥水を採用(下部に水抜けの窓あり)。
③ 本体サイド:前胴と同じく一枚生地にし、ポケットも前胴フロントポケットと同じ構造に(下部に水抜けの窓あり)。サイドポケットの容量としては500mlペットボトル2本が入る又はナルゲンボトル1Lが余裕で入る設定。巾着部を引き絞るバンジーコードはループ状になっており、そのループをドリンクボトルのキャップに引っ掛けることで前屈みになった際の落下防止に。
④ショルダーハーネス:身長155㎝〜175㎝でも背負えるようデザイン。基本的な流線デザインはFastのレディースモデルと同型。もちろん特許出願中のLITTLEAIDシステムも健在。前胴側の生地はロールトップと同じものを。背胴側はダブルラッセルメッシュを採用。
⑤背胴:Fastは内側にポケットを内蔵し、その中にウレタンパットを入れる方式を採用していたが、外側にポケットがあった方が良いというTJAR2022の選手のバック機能を継承。いつでも使うことを想定して、10㎜厚のウレタンを生地(70Dポリエステルリップとダブルラッセルメッシュ)で挟み込んだ座布団形式のクッションに。それを背胴上下のポケット(フロントポケットと同じ生地)に挟み込む仕様。5㎜厚のウレタンパット120㎝くらいのものを、折り畳んで使用することも可能。
⑥ウエストベルト:Fastと同じ仕様を継承。ウエストモールアタッチメントも取り付けられる。
⑦メインコンパートメント:基本的にシンプルに筒状の形をしているため、物の取り出しには不自由せず、Fastよりも縫い目が少ないため水の侵入も軽減されている(日本の気候を考慮して完全防水にしていない)。
⑧ボトム:丸みがありながら、徐々に上の方へ広がるデザインにした。その結果、腰ではなく背中に荷重が掛かる仕様となり、ベストな背負い心地。
⑦バンジーコード:SAYAMA works独自の前胴フロントポケット・サイドポケットの機構を流用し、よりバックパックが身体に密着できるようデザイン。またFastと同じく、背負った状態で絞ることが可能。そして計算され尽くしたループの配置により、しっかりとロールマットやストックなどがドッキングできるコード類も付属。
⑧価格:型紙の枚数を減らしつつも機能性を損なわず、MADE IN JAPANながらSAYAMA worksの中でも低価格帯を実現。
⑨トータルウエイト:約460g(ウレタンパッドなしで約380g)
容量:20L〜25L(外側ポケットも含む)
背面長:45㎝
トータルウエイト:約460g(背胴パッドを外すと約380g)
耐荷重:8kg(快適に背負える荷重とお考え下さい)